書籍・雑誌

2015年1月22日 (木)

コカコーラ・レッスン

欲しかった本が届きました。

「コカコーラ・レッスン」谷川俊太郎さん

とにかく、このタイトルが好き。

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まだ読み始めたばかりですが、中盤の「コカコーラ・レッスン」が早く読みたい。

そこに辿りつくまでドキドキしながら、ストーブの火に時々眠くなりながら、ゆっくり読み進みます。

言葉と言葉の合間を縫うように、私は何を感じるかなぁ。

"美しい"ばかりじゃないから、無情じゃないから、どんな表現も心に届く。

感じることって大切。

優しく、心豊かでいるためにも。

詩を読むって、そんなことなのかも知れません。

引き出しを開けるような。

次に読みたいのは吉野弘さんの詩集です。

「祝婚歌」はとてもとても温かい詩で大好きです。

心静かで穏やかな冬の夜。

2014年7月 7日 (月)

一日一花

今日は七夕。

空は一日厚い雲に覆われて時々小雨も降りましたが、夕方、雲の後ろがピンク色に染まったのが伝わって来ました。

雲の合間から見え隠れする空を眺めながら、雨が降ろうが降るまいが、牽牛と織姫はきっとお互いに通ずる道を見つけて逢えるのだろうな、なんてコトを考えたりしつつ。

我が家のシュールな7枚の短冊はひらひらと風に揺れていました。

願い事って不思議だな、と思います。

いざ書きなさい、と言われると、年々変わることもなく至ってシンプルなものです。

生きているうちに叶えたいことって、そんなにたくさんは無いのかも知れませんね。

でも、小さな子の「ラムネがたくさん飲みたい」とかはカワイイな、と思います。

私はメロンを丸ごと食べたいです。今、そんな気分。

さて何のタイミングでもないのですが、突然自分にご褒美を贈ろうと思い立って、欲しかった写真集を買いました。

仕事し過ぎだからね。

007川瀬敏郎さんの「一日一花」です。

それはそれは、胸をくぅーーーーーっと掴まれるような美しい写真集です。

ゆっくり眺めたいのでまだ全てのページに目を通しておらず、出来れば毎朝一ページずつ堪能して行こうかな、と思っています。

七夕の今日は西湖葦(セイコヨシ)と柿蘭(カキラン)をローマ時代のガラスの器に生けたもの。

なげいれられた花の佇まいの美しさも然ることながら、その名一つを取っても、この国の持つ美意識というようなものが深く伝わって来ます。

そして、「はじめに」に書かれた文章に心が震えるような一節がありました。

たった一輪の花を飾ることのその背景がこんなにも奥深いものなのかとハッとして、人の心を動かすとはこういうことの積み重ねなのだな、と思いました。

川瀬敏郎さんには一度だけお会いしたことがあって、鋭いのに柔らかい、一言では言い尽くせないオーラを放っていたのを良く覚えています。

バイト先での川瀬さんの個展の準備中、私はお蔵で飲み物をお出しする担当で、緊張でぷるぷる震えながら珈琲を淹れて運びました。

大きくくり貫かれたガラス窓から見える竹林をバックに、たったひとりで珈琲を静かに口に運ぶその姿は本当に一枚の絵のようでした。

川瀬敏郎さんの持つ感性。

素を尊び、人為を尽くす。

山に入り、小さな花に、葉に、枝に、まっすぐに感じること。

私には、美しいものが、その美しさのまま自分の心に届いているだろうか。

あるがままの美しさを生かして日々を暮らしているだろうか。

この本のページを開くたびに、波立つ感情が静まるような気がします。

美しく生きるための、宝物の一冊。

2012年11月20日 (火)

読書の秋

今日はポカポカ陽気らしいです。でも日が当たらない我が家はさみぃです。

風邪を引いてしまいました。

ゆるーい感じの風邪がダラダラと続いています。

昨日は岩盤浴でしっかり身体を温めて、水素水とか言う悪玉菌をキャッチして体外に排出する水をたっぷり飲んで汗と共にウィルスを撃退。

生姜もたっぷり摂って徐々に回復してます。

お風呂タイムのたらい半身浴では読書がはかどります(笑)。

毎回気分で色んな本を持って入るのですが、最近感動したのが「アルケミスト」byパウロ・コエーリョです。

図書館で借りて、面白かったら買おうかな~なんて思ってましたが、少し読んですぐはまりました。

Facebookで紹介されていたねじまき雲さんの記事を読んで、ねじさんの愛読書だと言う事で興味を抱いたのですが、うん、読んで良かった。

何かこう、私がずっと思っていたけど整理されていなかったことをきちんと形にしてくれたような爽快感と、新しい発見をした大きな驚きと。

物語なので、もちろん受け止める側の解釈で色々とシーンの捉え方は変わってくるのかもしれませんが。

とにかくすごく良かったのです。

私は運命説を肯定的に捉えていて、人は何か目的があって、ある運命にそって生きていると思っています。

それが何なのか、見出す旅をしているのだと。

運命を作り上げるとか、変えられるということに躍起になるのではなく、目的とか夢を見い出すことに力を注ぎたいな・・・と。

この数年、何かそんなことを強く思っていたわけです。

だから、その旅をすごろくに例えるなら、次の目を予測することは不可能だし、サイコロをコントロールする事も出来ないのだけれど、止まった場所で精一杯課題をこなし、そこに書かれたハッとするアイデアや、周りからのリクエストに応えて行く事は、きっとゴールに向かう原動力になるだろうと。

自分の力や考えだけで人生の目的を見つけ出すことには限界があります。

自己を引っ込めるというのではなくて、何かこう・・・じたばたせずにジッとしたり、分からないながらも前に進み続けたり、そんな日々から得られるものは大きいはず、と。

大切なのは全てを受け入れて、そこに意味があると信じる事だと思っています。

意味を知る事に必死にならずとも、意味があると”感じる”だけでも充分のような。

起こって欲しくない事は起きるけれど、それ無しでは得られない大きなもの・・・。

まぁ書き出すとまた漠然としてしまうのですが、そんな風にあれこれ言葉になりきれずモヤモヤと考えていた事がこの本には書かれていたような気がして嬉しかったのです。

結末もすごくハッとするもので、こんな風に全てを言い尽くせていることに深く感動したのです。

人生の折り返し地点に来ましたが、まだまだ道の途中に居て、夢の輪郭がうっすら見えてきた程度かも知れませんが、人生の発見を楽しみにまた一歩前に、と思えた一冊でした。

2011年12月22日 (木)

歴史から学ぶ

016 先日、浅草に今年最後の仕入れに行って来ました。

青空に銀杏とスカイツリーが良く映えていたので一枚。

朝からかなりのハードスケジュールで、浅草でも4件の問屋さん、資材屋さんを梯子。

一応予定表なるものを作って、この店は何分間、とか決めながら浅草内をバスで移動。

浅草橋では、おもちゃの問屋さんも結構あって、急いでいるのに、ふとワンピースのカードを手に取ったりしてしまう。

良く駄菓子屋さんでぶら下がってる、紫色の紙袋に入ったカードたち。中身が分からないやつです。

あれを丸ごと420円で売っていて、これ喜びそうだな・・・なんて思いながら。

隣の嵐のカードも魅力的(笑)。お松様が表紙で微笑んでる。

でも、こんなに要らないでしょ、と思い立ってまた歩く。

浅草寺にも寄れず、おいしいものも食べられなかった。

残念。

革の問屋さんでは、とても有意義な時間を過ごしました。

革の歴史なども含めて、深い深い話を。熱く語って下さる社長さん。

革に対する思いをまた新たにして、この仕事に辿り着いたのも”やっぱりそうだったのか・・・”なんて自分のルーツを再認識したりしました。

革一つを取って、こんな話が出来る方はなかなか居ないだろうな。

すごい脱線した内容に感じても、ぐぅ~っとカーブして革に繋がって行く感じが面白かったです。

新しい色も見せて頂いて、またまたちょっと購買意欲が・・・。

徐々に増やして行こうと思います。

革のお話はまた改めて。

017往復の電車の中で完読した本です。

田口ランディさんの「ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ」

面白い、って言い方は合っていないのかも知れませんが、とても興味深く、分かりやすい内容でした。

どうして原子力エネルギーが発明されたのか、どうして原爆が投下されたのか、そして戦後間もない核に対する反感の中で、何故原発が日本に来て定着し、これまで推進され続けて来たのか、というルーツについて詳しく書かれています。

自然エネルギーを推進していく中で、これを知っておくのはとても大切なことだな、と思いました。

原発にも理由があった、ということ。

仕方の無い理由も、悪い理由も含めて。

闇雲に反対を叫ぶのでは、未来に対する議論は成り立たないのだな、ということが理解できました。

ランディさんが最後に締めくくった内容がとても印象的でした。

「誰かを悪者にする議論は不毛です」と。

過去や歴史を「わかった」と決め付けず、そこから学び続ける必要性をランディさんは訴えています。

まだまだ「知る」必要が私達にはあるのだと思います。

廃炉に向けてこの先40年近く掛かる福島でも、その生産性のない地味な作業にずっと携わって行く方々が居る中で、原子力業界そのものが社会的に批判され続けてしまったら、その方たちの精神的、肉体的負担は相当なもので、それを学ぶために東海村の臨界事故がある、と書かれています。

すでにそこに存在するもの、それを善悪で括るのでは良い結果は生まれないのかも知れません。

本当に良い方向へのシフトを望むとき、自分の中で事をどう捉えるべきか深く考えさせられた一冊でした。

2010年12月 9日 (木)

MOTTAINAIの木の実

私が復活したと思ったら、今度は世が風邪。

世→私→世と、巡り巡って、勢力を増すウィルス。

世は夜中40℃まで上がった熱が、翌日下がったかと思ったら、また今日上がって・・・と、かなり辛そう。

咳もひどくて、とにかく熟睡出来ず、頻繁に起きてひーひー泣きます。

私の姿が見えなくても泣くし、ちょっと赤ちゃん並みに大変です。

しかし関心なのが、どんなに熱でヘロヘロでも、ムクッと起き上がって「トイレ」と呟いてパッと行くこと。

今朝咳で嘔吐した時も、駆け込んでセーフ。

手が掛からなくて助かってます。

そんなこんなで風邪菌に満たされている我が家ですが、今日も窓全開で空気入れ替えて頑張ってます。

003_2 先日、前に書いたルー大柴さんのイベントに行ってきました~。

ルーさんと樋上公実子さんの描いた絵本MOTTAINAIの木の実のおはなし会&サイン会@青山ブックセンター本店です。

楽しかった~。ホント、楽しかった。

ルーさんは、シャーロック・ホームズ風のコートを着て、”シャーロック・ルームズ”で登場(笑)

マネージャーさんを、助手のワトソン君と呼んでました。

コートを脱いでもまたジャケットがオッサレーでしたからshine

ルー語はやはり炸裂で、ちょこちょこ本当に面白くて、ルーさん天才flair、と思いましたよ。

ルーさんは普段から、日課のウォーキングがてらゴミ拾いをしたり、近所の公園の公衆トイレを仲間とお掃除したりしているそうです。

利用しに来たタクシーの運転手さんに「ルーさん何やってんの~?」なんて声掛けられるコミュニケーションが楽しい、って話してました。

本当に気取らない、飾らないピュアな人。

トークを聞いてると、ハートのあったかい人だな~ってのが伝わって来ますheart

ただ、世にはイマイチこう・・・伝わらなかったようで、ダラッと座っていたのが目立ったのか、ルーさんが「そろそろチルドレンもタイアードしちゃったみたいなので、絵本を読みますか」と朗読タイムに。

本の内容もね、素敵ですよ。

樋上さんの絵は本当に素晴らしいです。

決してお若くはない(すみません・・・)のに、お肌がつるっつるでした。何でだろ?

すごく控え目で、でも自分の世界をしっかり持ってる素敵な方。

でもって、あの「みんなのうた」でも放送されてた、ルーさんのMOTTAINAIの歌もアカペラ!で歌ってくれて、世もだんだんルーワールドに引き込まれてました(笑)

チルドレンが結構多かったので、急遽、楽しませようとしてくれるルーさんのサービス精神に感激。

001_7 最後にサイン会で、名前も入れてもらって、写真も撮ってもらって、そして握手も!

緊張してたから、「応援してます」くらいしか言えなかったけど、ルーさんパワーはしっかり頂きました!

ルーさんマインド、

”ハッピー トゥギャザー”ってことで。

2009年9月21日 (月)

最近の一冊

009 ”manolo blahnik drawings”

素敵な一冊です。

靴でも何でも、型にはまることは無いよね、と。

飛び出しちゃえば、すごいものが生まれるんだ。

昨日聞いたお話では、「とにかく新しい扉を開けて、飛び込みなさい」と。

本当の自分の世界へ、だそうです。

でもって、そこに自分の心地良さは外せない。外さない。

線を引く手、音を奏でる指、覗き込む目線・・・。

それが何であっても、違和感が無いという意味で。

自然体がイイ、です。

そうすると、こういうデザインが生まれるんだろうな。