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2013年7月31日 (水)

ノスタルジック

7月ももう終わりですって。

ここ最近、あまり「なつー!」って感じじゃない気がします。

朝も涼しくて、つい寝坊がち。お昼ごはんがお菓子、みたなひどいことになってる日もたまーに。

つい先日、宮本輝さんの「錦繍」を読み返しました。

大好きな小説で、でも内容をすっかり忘れてしまって、急に読みたくなって20年ぶりくらいに再び。

やっぱり素敵。

昔の男女は、なんて美しい言葉を使ったのだろうか、と深く読み入ってしまった。

20年前と感じたことは全く違ったように思います。

この20年に通ってきた道は、この小説の節々に大きく頷けるような経験というものを通過したのかも知れない。

私は「言葉」というモノがとても好きで、その人独特の文章を書く人、語る人にとても惹かれます。

その惹かれ方は上手く説明できないのですが、結局、飾り気の無い愛情みたいなものが伝わってくると、素敵だなと思うのかな。

それはシンプルな文章ってことでは無くて、何が言いたいのか良く分からないような遠まわしで不器用なものでも、何というか・・・私なりに勝手に感じるものがあるようです。ツボがね。

と、何が言いたいのか良く分からんちんなこのブログ(笑)

そうだ、ユーミンだ。

”風立ちぬ”の公開に伴って、ラジオで”ひこうき雲”を頻繁に耳にするのですが、ユーミンは天才なのだとしみじみ思う。

002”ひこうき雲”がかかる度に、胸がキューーーーンと切なくなって、一気に中学生くらいにワープするわけです。

小6の時に友達のお姉さんからテープを借りて以来、それまで聖子ちゃんを聴いてぶりっぶりだった私の乙女心は、一気にオトナの階段を上り始めたわけです。

「守ってあげたい」なんていう歌詞は、当時うっすらと母性というものを理解し始めたのか、とにかく胸がぽわーっとしたし、西立川の駅を通過するときに掛かる”雨のステイション”は未だに何でか泣きそうになります。

想い入れのある曲が多すぎて書き切れないほど。

ユーミンを聴いて聴いて聴きまくった中学生の頃は、自分でも抱えきれないほど多感な時期だったのだな、と思います。

親友のノリしか知りませんが、ノートにポエム書いてたからね(笑)いや、多分流行ってたんですよ。確か。で、ノリに見せたら爆笑された、っていうね。ヤな思い出(笑)。笑うなっつーの。

でも、ユーミンを聴いていた時代って、すごく希望に溢れてて、毎日の色んなことがシアワセに繋がっているような気がしていました。

悲しいことも、苦しいことも、切ないこともたくさんあったけれど、だからと言って自分の未来を悲観することはなかった。

すごく素敵なことが待っているといつもいつも思っていた。

そして、そんな希望を今は持ち合わせていないのかというと、意外とそうでもないから不思議です。

ユーミンを聴くと、あの頃の気持ちも風景も一気に蘇ってしまう。音楽ってスゴイ。

ユーミンに感情を揺さぶられながら、色褪せない過去と未来を行ったり来たりしている2013年の夏です。

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コメント

ひこうき雲、聴くと何だか甘酸っぱい気持ちになるよね。これが流行っていた頃は子供だったはずだけど!笑
わたしも聴きたくなってきた。

以前ユーミンのCDお借りしましたね?良子さんがサザンを聴いてたのにも驚きましたが…要するに、ちょっと背伸びしていた少女時代だったんですね?私でさえ、ユーミンは恋に憧れた頃の思い出です。宮本輝の本も良子さんからお借りしましたが、「錦繍」ではありませんでした。でも、タイトルが思い出せない…。文学的な作品だった事だけ覚えています。

pyonkichiさん

ユーミンのデビューした頃は私もよちよち歩きでした。そんな昔にひこうき雲を作ったユーミンにホントにびっくりします。
葉山だと、”海を見ていた午後”とかもイイですね。


ゆう子さん

懐かしいです。ドイツに居た頃、そんなこともありましたね。
ドラマ「ふぞろいの林檎たち」が好きで、その影響でサザンをちょっと聴いていた頃もありました。

宮本輝とユーミン、好きなものが変わってないですね(笑)

ドイツの夏がとても暑いと聞いています。体調崩されないようにして下さいね。

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