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2013年4月

2013年4月29日 (月)

並んで歩く

三連休、良いお天気でしたね。

4月の学校も終わってホッと一息、と思いきや、大切なサンダルの仕上げをしていました。

出掛けたい衝動を抑えつつ。

世も二晩続けて熱を出して、のんびりなゴールデンウィークの始まり。

011本日納品したこちらの2足。

青梅の美味しい天ぷら屋さん”かわ清”さんご夫婦からのオーダーです。

お二人揃ってフリンジサンダル。

13年目の結婚記念日にご自分達へのプレゼント、なんですって。

どうなの、このアツアツ感。何か素敵(泣)

奥様の宏美さんとは仲良くさせて頂いてるのですが、こうしてお店が軌道に乗るまでは夫婦で乗り越えてきたこと、色々あったと思うのです。

涙無くしては語れないこと、聞けないこと。

でも、工房で色々振り返りながら穏やかに話すお二人の姿。良かったな、とても。

あったかいご夫婦なんですよ。

いつまでもこうして、二人並んで、お子さんを挟んで、そしてまたいつか二人きりで、ずっとずっと幸せに歩いて行って欲しいな、と思いました。

今月は愛を感じる仕事が続いて、幸せのお裾分けを貰った気分なのです。

021因みに、メンズのフリンジは初めてお作りしましたが、個性的で面白かったです。

特に今回ご主人の色のチョイスがかなり弾けていました。

一見とても控え目な方なのに、ベースはグリーン、フリンジの下段をキャメル、裏地をレッド、ステッチはイエロー、と、もう盛りだくさんで(笑)

何だか本音の見える色使い、という感じですね。

仕事一筋の日常からかけ離れて、休日は思いっきり羽目を外したいのさ、と。

奥様の色選びも、レッド、ピンク、グリーンと、すごく女性らしい。

興味深いですね、色選び。

その方のこだわりや個性を垣間見る事が出来て、私も楽しませてもらっています。

2013年4月24日 (水)

基本の基本

小雨降る青梅よりお届けしております本日のこのブログ、300回目だそうです。

おめでとう、わたし。何だかんだで続いています(笑)

学校、必死に通っています。

モードで高度な事を学ぶのかと思ってドキドキしていたのですが、デザイン基礎の名の通り、きっちりとデザインの基本を教わっています。

テンション上がりまくりで、眠くなるどころではありません。

デザインの描き方は習った事がなかったので今まで自己流でデザインを描いて来たわけですが、教わってみて自分のダメさ加減にうなだれている毎日です。

010最初にやった、レディースのパンプス。難しいのです、これがまた。

バランスを忠実に捉えないと、すぐにボロが出てしまう。シンプルゆえにごまかしが効かない。

その後内羽根、外羽根、と続きましたが、モニターで見る先生の手が魔法みたいなのです。

説明しながらサッサッサッとあっという間に描き上げてしまう。積み重ねてきたものってスゴイな。あんな風になりたい。

「目の前に無い商品をいかに具体的にイメージできるかどうか、それがデザイン画の完成度に掛かっています。」というようなことを他の生徒さんに話されているところを手を動かしながら聞いていました。

伝える大切さ。ここから新しい一足が始まるわけです。気持ちがシャンとします。

描いて描いてとにかく描くのです。ひたすら。

この学校に通っている間、005あまり会えない息子どの。

頑張ってお留守番してくれてます。こっちが寂しくて泣きそうです。私のエネルギー源なので。

先週前髪を切ったら眉前になっちゃって、大泣きされて、でもあんまり可愛いので写真だけ撮らせてもらいました(笑)斜めがポイント。

学校で「おかっぱ、おかっぱ」と馬鹿にされたからどうしても切り直してくれ、というリクエストで仕方なく全部短くさっぱりとしました。

あーつまんない。タラちゃんみたいで可愛かったのに。

012そしてそして、山口のお客様がまたお便りを。

お礼のお礼(笑)本当に素敵なご縁です。

山口市のステンドグラス工房さんのガラスのカケラをWaldwegのイメージで選んで送ってくれました。

ヨーロッパや北米のガラスだそうです。

嬉しいな。光に透かすと本当にキレイ。

友人のガラス作家平岩愛子さんが言ってました。”ガラスは地球のカケラ”って。

これを見てると、すごくそんな気がします。

宇宙から見た地球をぱりんと削ったらこんなカケラが採れそうな。

森と空と水と・・・愛がちょこんとね。Waldwegがそんなブランドでありますように。

しっかしRちゃん、かわいいな。会いたいな。

ブログ、見て下さっているとのことなので、この場を借りてお礼を言いたいと思います。

真輝子さん、ありがとうございました!お手紙の色使い、とても可愛くて感動しました。

いつかどこかでお目に掛かれますように。

Rちゃん、たくさん歩いてすくすく大きくなあれっ!

2013年4月15日 (月)

一年後の吉祥寺、そして私

先週、グループ展のギャラリーの下見を兼ねて吉祥寺に行ってきました。

むかーしお花屋さんでバイトをしてた懐かしい街。

すごく久しぶりに歩きました。

着いてすぐにみんなでギャラリーに向かったのですが、いや、中道通り・・・魅力的すぎ。

003_3最初に購入したのは古道具屋さんで見つけたグラス。

即、買ってしまった。

昭和30年代のものです。ガラスのソーサー付き。

薄さ、大きさ、紅白の模様・・・全部好き。

麦茶がはいからになるのさ。

そして、フラッと入ったお洋服屋さん。

GRANDMA MAMA DAUGHTER。京都発のブランドです。

ここで、ずーーーーーっと探してた型のギャザースカートを発見して迷わずお買い上げ。

全ては出逢いなので。一ヶ月程早い自分への誕生日プレゼント、って言い訳しつつ。

店員さんと京都のことを色々話してたら、突然うどんの話題になって、関西の方だから「こっちに来て一度もうどんを食べに行ってませんっ!」って(笑)

いやぁ・・・関東の出汁、不評。食べたいと思わないそうです。

そうですね、関西のは美味しいですもんね。私もどっちか選べと言われたらそこに迷いは存在せず。

007_2さて、最後に購入したのがこちら。

涙ガラス製作所さんのピンブローチ。

一粒の涙のような、華奢な作品。

そっとそーっと扱わないと、って思ってしまう。

濃い色のシンプルなお洋服にポチっと着けたいな。

こちらは、下見に行ったギャラリーのお隣、pooolさんでの企画展にて。

タンポポの綿毛や、小さな手紙、様々な何かを閉じ込めた涙がたくさんぶら下がっていました。

素敵な空間でした。

002_5pooolさんは一面にツタの絡まるアパートメントの一階。

駅北口からパルコの脇の魅力的な中道通りをテクテクと歩き続けて、ちょっと落ち着いたな・・・という頃にひょっこり現れる素敵な建物です。

そのお隣のドア、re:tailさんで一年後、グループ展を開催します。

人気のあるギャラリーなので年内はもういっぱい。

みんなで色々考慮して、気持ちに余裕をもって準備できるよう来年の5月にしました。

新緑の五月の吉祥寺。すごく素敵でワクワクします。

スタッフの方が「一年ってあっという間に来るんですよね」って。

そっか、そうなんだ。

一年後の私は、あの真っ白な空間に何を置くんだろう。

どんな私になっているんだろう。

きっと変わらずシアワセな気持ちで作り続けていると思うけど、変わっているものも必ずあるはずだから、それが何なのか・・・自分自身に期待しつつ、一年先のお知らせでした。

2013年4月10日 (水)

おめでとう、そしてありがとう

012昨日納品したサンダル。

オーダー主は、ほわほわのシフォンケーキで有名なちゃんちき堂さん。

普段は街中をてくてくリヤカーで販売している楽しいシフォンケーキ屋さんです。

店舗がちょっと入り組んだ住宅街の中なので、ネット販売もしています。

今回、奥様のお誕生日プレゼントに、とのご注文。

奥様が去年の夏からずっと欲しがっていたのをちゃんと覚えていて、コツコツ貯金して、数ヶ月前にこっそりオーダーに来てくれました。

色も一生懸命考えて、私と一緒にあーでもない、こーでもない、と相談して。

去年のプレゼントはね、肩叩き券だったんだって。

商売を始めたばかりでずっとお金が無くて、ちゃんとしたことしてあげられてなかったから、って。

作りながら、泣いてしまった。

胸がいっぱいになって。

いつだったか夜遅く、ちゃんちき堂さんが引くリヤカーに奥さんがちょこんと乗っかって歩いているのを見かけたことがありました。

青梅の古い町並みとリヤカーが妙にマッチしていて、その光景がとても素敵で。

車で通り過ぎた私は、その時も胸がいっぱいになっちゃって。

奥様にバレないよう、真っ赤な革のトランクに隠して帰って、朝枕元に置いておこうとしたら、ガサガサって音でバレちゃったそうです。かわいい。

奥さんはパジャマのまま履いて歩き回って、それはそれは喜んでくれたそうです。嬉しい。

サプライズなんてロマンチックだな。

ちゃんちき堂さん、いつも思ってるんだろうな。

”支えてくれて、ありがとう”って。

自分が一日街中を歩き回っている間、秘密工場(お店のことです)を守ってくれてありがとう、って。

そして奥さんも思ってるんだろうな。

”寒い日も、暑い日も、風の強い日も、一生懸命歩いてくれてありがとう”って。

毎日は同じことの繰り返しで、変わらず過ぎて行くのかも知れないけれど、そこには二人だけにしか分からない何かをひとつずつ積み重ねて行ってるんでしょうね。

愛、とかさ。

その愛が深く深く育って、この先何十年も一緒に生きて行くんだろうな。

ありがとうの気持ちが手のひらからこぼれそうになるほど、とても良い仕事をさせて頂きました。

ホントに胸がいっぱいです。

ずっとずっと、お幸せに。

2013年4月 8日 (月)

Tea for two

今日から新学期。

昨日京都から無事に戻った世は、あまりに楽しすぎたらしく、今朝はテンション低めでタラタラ出掛けて行きました。

春休み、びっくりするくらい読書も勉強もしてなかったな・・・。これでイイのかなぁ。

私は朝起きたら目の下のクマがすごくてビックリ。

特に寝不足でも過労でも無いんですけどね。

ちょっと深く考える事があって、生気が流れ出してるのかな。

いかん。

こういう時はどうしたらいいんだろう。や、焼肉とか食べに行けばイイのかな?

スタミナつけて?

考えても考えても答えが出ない時ってありますね。

こういう時って自分が何を一番大切に生きているのか、そんな問いを突きつけられているような気がします。

強さと弱さが交差しながらも、結局原点に帰ってその時決心した通りに進んで行くしか無くて。

後悔どうこうではなくて、そこで自分が成長できるかどうかが大切なんだろうな。

と、長いひとりごと(笑)

仕事は忙しく楽しくやってます。只今胸がきゅんきゅんなるサンダルを続けて制作中。

素敵な愛の物語はまた後日報告します。お楽しみに。

前置きが長くなりましたが、昨日行ったケーキ屋さんのお話。

神田の近江屋洋菓子店。老舗です。

世の新幹線が強風で遅れると連絡があって、東京駅に向かう途中で寄り道しました。

前にku:nelに載っていた記事が印象的で、ずっと行きたいな・・・と思っていたのです。

011_2高い天井、シンプルな店内、ガラスケースに並んだケーキ、懐かしくてお洒落とかじゃなくて好きでした。ストーリーのあるお店、という感じが。

アップルパイと有名なドリンクバーを頼んで着席。

フレッシュジュースが色々飲み放題ということで。

この日はりんごとほうれん草、バナナミルク、そしてキウイジュースでした。

キウイ、アレルギーで食べられないからがっくし。

プラスチックのフォークがパイに刺さらなくて苦戦しましたが、カップがね、可愛いんですよ。

014_3パウンドケーキの包装紙とか、ケーキの箱も。

好きなんだな、こういうの。

パウンドケーキも、これが巻いてあったから買っちゃった、っていう話で。

甘く切ない幸福感が漂うイラストです。

お土産に買ったシュークリームは中に隙間が無いくらいカスタードクリームがぎっしりで、そのクリームが硬くてちょっとプリンぽくて美味しかったです。

010_3世に買ったイチゴサンドショートケーキは630円という中々良いお値段でしたが、だってイチゴが多いもの、ということで納得。

「ちょっとちょうだい」と言ったら「ぶどうは絶対食べないで」と念を押されました。

このぶどう、すごい貴重(笑)。一個。

007_2そして最近買ったクリッパーの紅茶。

オーガニック紅茶の先駆けブランドです。

色々あって楽しいのですが、私はやっぱりアールグレーが大好き。

値段がね、777円だったんですよ・・・。

そういうの、影響されちゃうんだな。

いい数だな、って思って買ってしまう。単純に。

美味しいお茶とお菓子、こうして春の日はうららかに過ぎて行くのでした。

2013年4月 4日 (木)

京都再び一人旅

洗濯日和っ!洗濯機何回まわしたんだろ。

春はやっぱりこーでないと。

くるりの”春風”が頭の中でくるくる流れる・・・。イイ曲だな。

矢野あっこちゃんもカバーしてるんですが、やっぱりくるりの方が胸がキューってなります。

”揺るがないシアワセ”か・・・。

幸せとか人の気持ちって、手でこうやって押さえて揺るがなく出来れば簡単なんだけどな・・・なんてね。

ベスト専門の私ですが、くるりをこよなく愛するケンタママのおススメで一番最近のアルバム「坩堝の電圧」を聴いてみたら、何ともめっちゃカッコイイではないですか。メッセージが素敵。

”glory days”お腹に響きます。これと”everybody feels the same”、仕事始めに聴くとヤル気が出ます。何かノリノリで(笑)ガンバロ、って思えます。

さて、春休みなので育児ネタが続きます。

世、ケンタ君に会いに一人で京都に行きました。

2月に続いて2回目です。行き過ぎじゃなかろうか。

でも仲良しなんだよね、ホントに。

会いたくて会いたくて仕方がなくて、一人で行く不安なんて吹っ飛んでしまうそうです。

新幹線の切符を買うときも、席まで付いて行ったときも、「一人でエライね~」なんて言われるんですが、本人は別に・・・ってな顔。

まぁお世話するケンタママとチケット代を捻出するセイママの方がエライのかな、なんて思うんですけどね。

Img_2811ケンタ君には親戚が来る、とウソをついて感動の再会!

その場に居たかったな。

照れながらひとしきり挨拶が済んだ後、開口一番「アベノミクスって知ってる?」って聞いたそうです。

「何じゃそりゃ」とケンタ君。

もうね~友達減るからね、そういう質問は。

何か最近気に入ってて、ギャグ言う感覚で使ってますが。

面白いと言えば面白いんだけど。

Img_6196_2京都のケンタくんちは、くるりの岸田さんとご近所ということで、まだ一度も会ったことが無いケンタママは毎日ドキドキしているのかいないのか知りませんが、桜の時期なら加茂川で会えるかもよ!なんて話してます(笑)。

只今満開だそうです。

早速遊びに連れて行ってもらって。

ゲームやりたいから行かない、めんどくさい、って言ってたらしいんですけど、そこは無理やり連れ出してくれたらしく。

だってそうでしょ。加茂川の桜が関東に住む我々にとってどれだけ貴重なものか。

わかってないんだよな、全然。

「超絶キレイなのに、見向きもしない」ってメールが来て笑ってしまった。

世、代わりに見といてよ。お願いだから。

ホントはおかあが行くべきなんだから。

結局、土手すべり、川遊びに大興奮でびしょびしょで帰宅したそうな。

Img_5972一歳になる前から一緒に成長してきた二人。

離れてしまった今もそれはそれは仲良しで、もう興奮して時々奇声を発しながらお腹抱えて笑っているそうです。

Img_9445_3嬉しいな、何か。

春休み最後の日まで、たくさん遊んで思い出作っておいで。

ケンタファミリー、お世話になります。

おかあは仕事しつつお留守番。

ん~”ハイウェイ”聴きながらどこか遠くへ行きたい気分。

バルセロナのサクラダファミリア、もう一回行きたいな。

2013年4月 1日 (月)

下らない会話

寒い週末でした。ちょっとどうってことない日常の話。

昨日は何となくロックな気分だったので、福生にある清志郎が立ち寄ったというラーメン屋さんにドライブがてら行きました。

時間も遅く、もう腹ペコで到着。

食券買おうと思ったら、お財布が・・・ない。

クールなご主人に丁重にお詫びして、がっくりしながら店を出る。

何気に遠い福生。取りに戻る距離ではない。

世、大ブーイング。

「世の中やっぱり金だよ」とか言ってる。どこで覚えたセリフなんだろ。

いや、世、それは違う。違うんだけど、現時点ではあながち間違いでもない・・・。

8時過ぎ、私達の空腹は限界でした。

帰りの車の中、飲食店のネオンが悲し気に視界を横切り、後部座席では世が「うぅ~」とか唸ってる。

何も買えない、どこにも寄れない。

お財布忘れる、ってサザエさんじゃないんだから・・・と自分に突っ込み。

因みに、長谷川町子さんと私は、同じ画数です。

画数占いすると、凶とか大凶が出ます(笑)

でも、町子さんと一緒なら怖くない。むしろ勇気が湧いてくる。

夕方、ユニの散歩の時にその事を話してみました。

母「せいちゃん、おかあってサザエさんの作者と名前が似てるんだよ」

世「何ていうの?」

母「長谷川町子」

世「じゃあ、町と良の違いだね」

母「そう、町子と良子。良いコンビでしょ」

世「お料理番組とかやったら良いんじゃない?町子と良子のお料理クッキング~!」

母「それだとお料理お料理~って意味じゃん」

世「(笑)」

母「何でもクッキング~!とかさ。今日の材料は、セロハンテープです。セロハンテープをどこまで美味しくできるかに挑戦です!」

世 笑い過ぎて歩けず。

母「枝です。枝を煮ると食べられるのか!」

世「このガードレールです!これから、電気のこぎりで切り刻んでみます!」

二人爆笑しながら家に着く。

ってこんな会話、ブログにどうかな・・・とも思ったのですが、思い出なので一応。

こうやって反抗期まで色々話しておこうと思います。

いつか私から離れていく息子。

近いような、遠いような、そんな存在になって行くのでしょう。

そして大切な誰かと生きて行くんだろうな。

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