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2011年12月22日 (木)

歴史から学ぶ

016 先日、浅草に今年最後の仕入れに行って来ました。

青空に銀杏とスカイツリーが良く映えていたので一枚。

朝からかなりのハードスケジュールで、浅草でも4件の問屋さん、資材屋さんを梯子。

一応予定表なるものを作って、この店は何分間、とか決めながら浅草内をバスで移動。

浅草橋では、おもちゃの問屋さんも結構あって、急いでいるのに、ふとワンピースのカードを手に取ったりしてしまう。

良く駄菓子屋さんでぶら下がってる、紫色の紙袋に入ったカードたち。中身が分からないやつです。

あれを丸ごと420円で売っていて、これ喜びそうだな・・・なんて思いながら。

隣の嵐のカードも魅力的(笑)。お松様が表紙で微笑んでる。

でも、こんなに要らないでしょ、と思い立ってまた歩く。

浅草寺にも寄れず、おいしいものも食べられなかった。

残念。

革の問屋さんでは、とても有意義な時間を過ごしました。

革の歴史なども含めて、深い深い話を。熱く語って下さる社長さん。

革に対する思いをまた新たにして、この仕事に辿り着いたのも”やっぱりそうだったのか・・・”なんて自分のルーツを再認識したりしました。

革一つを取って、こんな話が出来る方はなかなか居ないだろうな。

すごい脱線した内容に感じても、ぐぅ~っとカーブして革に繋がって行く感じが面白かったです。

新しい色も見せて頂いて、またまたちょっと購買意欲が・・・。

徐々に増やして行こうと思います。

革のお話はまた改めて。

017往復の電車の中で完読した本です。

田口ランディさんの「ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ」

面白い、って言い方は合っていないのかも知れませんが、とても興味深く、分かりやすい内容でした。

どうして原子力エネルギーが発明されたのか、どうして原爆が投下されたのか、そして戦後間もない核に対する反感の中で、何故原発が日本に来て定着し、これまで推進され続けて来たのか、というルーツについて詳しく書かれています。

自然エネルギーを推進していく中で、これを知っておくのはとても大切なことだな、と思いました。

原発にも理由があった、ということ。

仕方の無い理由も、悪い理由も含めて。

闇雲に反対を叫ぶのでは、未来に対する議論は成り立たないのだな、ということが理解できました。

ランディさんが最後に締めくくった内容がとても印象的でした。

「誰かを悪者にする議論は不毛です」と。

過去や歴史を「わかった」と決め付けず、そこから学び続ける必要性をランディさんは訴えています。

まだまだ「知る」必要が私達にはあるのだと思います。

廃炉に向けてこの先40年近く掛かる福島でも、その生産性のない地味な作業にずっと携わって行く方々が居る中で、原子力業界そのものが社会的に批判され続けてしまったら、その方たちの精神的、肉体的負担は相当なもので、それを学ぶために東海村の臨界事故がある、と書かれています。

すでにそこに存在するもの、それを善悪で括るのでは良い結果は生まれないのかも知れません。

本当に良い方向へのシフトを望むとき、自分の中で事をどう捉えるべきか深く考えさせられた一冊でした。

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